今日は短下肢装具の中でも
先日お伝えしたMAFOと、
支柱付き短下肢装具(靴型装具つき)との違いについて
お伝えします。
支柱付き短下肢装具とは
しっかりした革の靴
(靴型装具)に
金属製の支柱がついていて
膝の下にベルトがついているものです。
今日は、これと
MAFO(プラスチック製短下肢装具)
との使い分けについて
お伝えしますね!(*^-^*)
1番め
これ、重いです。(-“-)
でも重いからこそ、いいこともあるんです。
重いと安定します。
だから立位が安定する。
失調タイプの、不安定性がある患者さんには
特に有効です。
2番め
足の変形が強いとき
MAFOでは装具に当たって傷を作りやすく、
外反や内反、尖足などの
変形のコントロールが難しい…”(-“”-)”
でも支柱付きだと
靴型装具の中に、
しっかりしたインソールを作れるし
靴のカウンターが支えてくれ
支柱でさらに靴ごと傾くことを防げるので
変形があっても
足をまっすぐに立たせやすいんです。
もうひとつ
支柱付きのよいところ
それは、
足関節の角度調整が自在であること。
底屈だけでなく、背屈角度も制御できるんです。
MAFOはそうもいきません。
背屈フリーか、まったく動かないか、
そのどちらかが多いですね。
ですが、MAFOの方がいいことも
もちろんあります。
支柱付きは、重いので、
歩く、という動きの中では
不利な点があります。
重い靴を履いた、重い足を
前に振り出すときに
体を大きく左右に振らなくてはいけなくなって
バランスを崩すことも。
その患者さんには、
どちらが有効か、
この見極めは
結構難しいです。
今日はここまで(^.^)
読んでくださって
ありがとうございます。