脳性麻痺の分類

今日は脳性麻痺の分類について
もうちょっとわかりやすい話をします。

麻痺の型による分類

① 痙直型
② 失調型
③ 不随意運動型(アテトーゼ)
④ 弛緩型

麻痺の左右の分布による分類

① 両側性
② 片側性

麻痺の上下肢の分布による分類

① 上肢優位
② 下肢優位
③ 四肢

こんな分類が、以前から使われています。

例えば、
「痙直型右片麻痺」とか
「痙直型両麻痺」
「アテトーゼ混合型痙直型四肢麻痺」
などなど…

脳性麻痺の分布には特徴があります。

両麻痺とは、
両下肢に麻痺が明らかで、
上肢の麻痺が、下肢に比べて軽い麻痺です。
歩行に支障をきたしていることが多く、
上肢は、器用ではないですが、
まあまあ使えていることが多いです。

それに対して、
片麻痺は、
右或いは左の上下肢に麻痺があるのですが、
多くの場合、下肢より上肢に症状が強く出ています。
ですから、歩けることが多いです。
ですが、麻痺側の上肢は、ほとんど使えないことも。

四肢麻痺は、
全身の麻痺が強く、
くびも座っていない、あるいは
座れないなど、
重症の麻痺であることが特徴です。
知的障害も、重いことが多いです。

四肢麻痺と両麻痺の区別は 実はあいまいで、
迷うこともしばしばあります。

あとひとつ!

対麻痺、という言葉がありますね。
これも、両下肢に麻痺があるときに使う言葉ですが、
脳性麻痺にはほとんど使いません。

対麻痺とは、
脊髄損傷などのように
麻痺のレベルが はっきり分かれていて
麻痺のレベルより上には、全く症状がない場合に使用します。

脳性麻痺では、そういったことはあまりなく
上肢にも若干の麻痺があることがほとんどです。
ですから、脳性麻痺の場合には
“両麻痺”という言葉を使います。

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