脳性麻痺 診断と分類

こんにちは!
 
今日は脳性麻痺の診断と分類について語ります。
 
私がまだ若かりし頃、
 
筋緊張の異常や姿勢の異常、運動の仕方を観察し、
周産期の状態から 脳性麻痺を疑い
小児神経医にご紹介しておりました。
 
ですが 症状は明らかにあるのに、
以前のMRIなどの画像診断では、
異常がわからないこともありました。
 
紹介したのに、異常なし!って言われ、
母は喜んでよいのやら…
 
異常なし! って言われても、
異常あるんですけど…(-“-)
 
ってこともしばしば。
 
 
 
しかし今では
検査技術の進歩によって
周産期歴と画像所見から
ほとんどの脳性麻痺が診断できるようになりました。
 
ですから、以前の様な、
臨床症状からの名人芸的な診断は
必要なくなった、と
大阪 森之宮病院の小児神経医、荒井先生が
おっしゃっていました。
 
今や
画像診断から脳性麻痺の診断ができるようになり
診断だけでなく、
病型分類、
今後明らかになってくると思われる随伴症状、
予後(運動発達の予測)まで、
ある程度可能になったとのこと。
 
やっと学問としても、クリアになってきたのですね!
 
ここでAACPDMによる分類基準をお話しします。(PT向け)
(AACPDM:American Academy of Cerebral Palsy and Developmental Medicine)
 
1)運動の異常による分類
運動障害の性質と類型:
筋緊張異常:過緊張・低緊張・筋緊張の変動など
運動の異常:痙性・失調・不随意運動
機能的運動能力:
GMFCS(粗大運動機能分類システム)
2)随伴症状による分類
感覚障害、二次的な筋骨関節の障害、
神経発達上の問題(てんかん、聴覚・視覚異常、注意・行動・コミュニケーション・認知)
3)解剖学的・神経画像所見による分類
解剖学的分布:運動障害の分布
画像所見:CT,MRIによる神経解剖学的所見
4)原因/受傷時期による分類
 
頭こんがらがりました…?
 
これ以上は、難しすぎるので止めます!!
 
まとめます。
 
今日言いたかったことは、
 
画像診断が発達し、
 
“脳のこの部分に、
こんなふうに、ダメージが起きたから
こんな症状が出る”
 
ってことを
考えて治療しましょう!
 
と、荒井先生からお聴きしました。
 
私はもともと整形外科医なので、
まだまだこのようには行きません(-_-;)
 
がんばります!
 
 
 
 

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