正常発達:歩行について

歩行について

今日は正常発達の、歩行についてお話しします。
いよいよ歩き始めます!

健常なbabyは、12~15カ月で歩き始める、

と以前の教科書には書かれています。

実際には 少なくとも日本では、

1歳前に歩く子がとても増えています。

歩き始めの赤ちゃんは、

 左右の足の間(歩隔)を広く開けて

 両腕を肘より上に挙げ(high guard)

足の裏全体が一緒に床に着く(foot flat)

    または時に足の前の部分(前足部)から接地する

歩き方をします。
(かっこの中は、PTさん向け専門用語です)

このころ、大抵の赤ちゃんは、
ややO脚です。

ちなみに大人の人は

足と足の間は狭く、

腕は左右交互に前後に振ります。

そして踵から床に着きますね。

赤ちゃんがhigh guard gait(歩くことをgaitと言います)になるのは

手を挙げることで
バランスを取っているのです。

徐々に歩行が安定してくると

手の位置が下がってきて

middle guard gaitになってきます。

そして徐々に

low guard gaitに。

そうなると、手の振りが出るようになります。

さてさて、

手の振りについてですが、

右足を前に出すと
前に出る手は・・・左ですね。

左足が前に出たときは
前に出るのは・・・右手です。

なぜでしょう??

ここから少し
大人の歩容について
動作分析の観点から お話しします。

歩くという動作の中で
下半身(骨盤~下肢)と上半身(骨盤~頭)は
別の働きをするんです。

つまり、

下半身
これを歩行分析の用語で「ロコモーター」と言います。
「機関車」の意味ですって!

これはその名の通り、からだを歩行によって運ぶために動きます。

上半身
これは「パッセンジャー」と言われ、
「乗客」という意味です。

パッセンジャーとしての上半身は、
ロコモーターによって移動する間、
姿勢を保持することに集中して働きます。

それによって、頭の位置は安定して、脳がしっかり働けるし
お盆に載せたコップのお水をこぼさずに、
運んだりすることもできるわけです。

つまり
下肢につられて上半身が動いてしまったら
上半身にある、手や頭は 
別のことができなくなってしまいます。

同側の手足が一緒に出る歩き方では
お盆の水は、こぼれちゃいますよね!

別の見かたでいうと
パッセンジャー(上半身)の姿勢によって
ロコモーター(下半身)の動き方、使う筋肉は変わってきます。

確かに
背中の丸くなったお婆さんと
姿勢の良いお年寄りでは

歩き方、足の使いが全然違います。

この話、長くなりそうなので
続きは次回に(*^-^*)

次回、もう1回今日の分も読んでから
読まれるとよいと思います。

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