成長期以降のリハビリテーションの意味

今日は私の思いをお伝えします。
 
 
先日、メルマガを読んでくださっている
遠くの看護師さんから
メールをいただきました。
 
重度の障害をお持ちの方の
訪問リハや、レスパイトなどをされている
ベテランの看護師さんです。
 
重度の障害で成人されている患者さんに対し、
熱心にリハビリに取り組まれているのですが、
 
地域のDr.から、
 
「そんなに頑張らなくても…」
 
「お母さんたちに負担をかけなくても…」
 
「体をリラックスさせたからって
呼吸しやすくなるなんて、あり得ない」
 
などど言われ、
 
ご自分のされていることが
本当に、意味のあることなのか
 
自信を失いかけて
私にメールをくださいました。
 
私はそのメールを読んで
 
ものすごく
 
残念な気持ちでいっぱいになりました。
 
医師ともあろうものが
そんなことを言うなんて…
 
 
 
 
脳性麻痺など、重度の障がいをお持ちの方は
 
高校を卒業し
 
環境が変わると
 
二次障害が顕著に表れてきます。
 
かろうじて、歩行器で歩けていた子は
歩かなくなることで
歩けなくなる。
 
出来ていたことが できなくなる。
 
側彎や、股関節脱臼、膝の拘縮など、
変形は容赦なく進みます。
 
毎日していたことを、
卒業後もし続けることが
どれほど大切か。
 
実は 私も、開業するまで
はっきりとは 知りませんでした。
 
なぜなら
療育センターは
18歳までしか
診ることができなかったから…。
 
 
 
触れられることが減り、体が硬くなると、
胸郭が膨らまなくなり
呼吸しずらくなる。
 
頸部や顔面の筋も 緊張が強くなると
咀嚼も、嚥下もしにくくなる。
 
だから
体を柔らかく保つことは
ものすごく大切です。
 
命に関わってくるのです。
 
療育センターを卒業した患者さんの
リハを続けること
ずっと診続けること
そのために開業した私の選択は
間違っていなかったと思います。
 
 
でも
 
かつての私も
 
「18歳を過ぎたら
もうリハビリにとらわれないで
ゆっくり過ごしたらいいよ」 なんて
 
どこから学んだのか
 
そんな恐ろしいことを
患者さんやご家族に
言っていたのです(-“-)。
 
だから、
 
知らないということは
恐ろしいことです。
 
どうか
このメッセージが
 
たくさんの人たちに
 
伝わりますように!
 
 
今日も読んでくださって
ありがとうございます。
 
 

“成長期以降のリハビリテーションの意味” への2件の返信

  1. こんにちは。
    「お母さんたちに負担かけなくても。。。」というDr.の意見ももちろんありがたいのですが、
    やはり継続はしていくべきだと私も思います。
    0歳から〜18歳までの療育の環境もまだまだ地域で連携には程遠いなと、日々感じます。先生の想いは保護者にとっても支援者にとっても心強いです!今日も元気もらいました(*^▽^*)

  2. モリさま いつもコメントありがとうございます。
    成長期を過ぎた子どもさんのリハビリテーションは、幼少期のリハビリのようにように、成長発達を目標に、一生懸命、すべてに優先して、必死に頑張るものではなくて、もっともっと楽で、ゆったりした気持ちで取り組んでもらったらいいと思うのです。一生続けるのですから。毎日入るお風呂のように、気持ちよく人生を過ごすための習慣として(*^-^*)

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