斜頸

 
前回までに
股関節脱臼・内反足と、
赤ちゃんの時に起きる整形外科疾患について
お話ししてきました。
 
 
もうひとつ、赤ちゃんの時に問題になる
整形外科疾患 と言えば
 
 
斜頸」です。
 
 
斜頸とは、
 
首から頭が、体に対して傾いていて
同じ方向ばかり向いてしまう状態です。
 
 
 
新生児から乳児であれば
 
同じ向きばかりしていることで
頭の形がひずんでしまいます。
 
(3歳くらいまでに、
徐々に改善することが多いです。)
 
 
 
いわゆる「向き癖」との違いは
斜頸は
筋肉の異常である、ということです。
 
 
「先天性筋性斜頸」では
 
 
「胸鎖乳突筋」という筋肉に
(これは左右1対、つまり2本あるのですが)
 
片方だけに筋肉の中にしこりができて
筋肉が伸びにくくなり
 
引っ張られてしまうことで
首の動きが悪くなっています。
 
 
 
右の胸鎖乳突筋にしこりができると
顔は左を向き
首を右に傾けます(あごが左上に上がる感じです。)
 
 
 
この「しこり」
 
生後2~3週で最も大きくなり、
その後1歳半ごろまでに
自然に無くなっていくことが多いのです。
 
 
 
ところが
 
ときに残ってしまい
首の傾き、動きが制限されたままのことがあります。
 
 
 
その場合、
1歳半頃 手術することもあります。
 
 
ただ、実は斜頸にも、いろいろありまして
ときに、首の骨の奇形が原因のことも。
 
乳幼時期以降に目立ってきたとしたら
 
視力の問題であったり
(片方の目が見にくい場合)
麻痺があったり
痛みを伴い、急に首が傾いて、動かせなくなった場合は
炎症の場合もあります。
 
 
環軸椎回旋固定、という疾患だったり
環軸関節の亜脱臼の場合も。
 
 
とにかく、急になった場合は
急いで整形外科に行きましょう!!
 
 
 
次回は斜頸の治療をお伝えします。
 
 
今日も読んでくださって
ありがとうございます!(*^-^*)
 
 

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